揺られる
仕事でいつもとちがうビルに行く時に乗る電車は実家の方へと向かう電車だからなのか、乗り過ごしたいと思ってしまったり、用が済めばそのまま帰りたくなってしまう。
そんなこと、沢山考えていた時期がありました。
ひとり暮らしに慣れていない頃、その家に向かう電車に乗っているとどこか知らないところへ連れられてしまう感覚になって、なぜだかよくわからないけど辛いような気持ちになっていたことがあったなぁ。
実家の近い私でもそうなのだから、遠くに実家のある人はもっと辛いのではないだろうか。なんてね。
そういえば去年、地方からきてよその事務所にいた同期は来たての頃にホームシックで全然眠れなかったと言っていた。年下の女の子だから、あぁやっぱりそうなのかーって思ってて。
その子も腐女子なんだけどw最初はおねえさまーって言ってくれてたのに私の好きなホモジャンルがイカレすぎてて最終的にはクソほどいじられていたwww
元気かなぁ。っていうか、そっか、もう1年になるんだ。
この前、仕事で使う車に積みっぱなしの道具箱の中に私がメモ兼カンペを詰めたポーチを見つけて暇だから眺めてたんだけど自分のものとは思えない書きっぷりだったし全体的に忘れていた
残念すぎる
あとはメモというか、人と作業する時は議事録というか、あったことを細々とメモしてた。状況だとか言われたこととか。すぐ忘れるからwあとトラブルになるとやだからw
で、字が汚すぎてなんにもわからなくなってた。
あと今日は、人の手伝いで話し合いの内容をタイピングしてた。タイピングしか褒められることがないので嬉しかったです。
タイピングと、テプラ作りと、ラミネート
私が難なくできるものってこのぐらいしかないんじゃないかと思う
去年とかテプラ作りめちゃくちゃしたな。
私はちゃんとシールの角は丸くするし剥がしやすいように下地から剥離もするし、絵文字やらかわいい枠やらつけるしそれはそれはもう…
迷惑だったはずwww
いやTPOはわきまえましたよw
あっはっは。
同期の女の子はいまだに使ってくれているみたいでした。
私がそこにいた証
テプラ
テプラ
可愛くふちどられたテプラ
角が丸くなったテプラ
資料を挟んだバインダーの背表紙
誰かの持ち運ぶプラスチックケース
何かのカギ
そう、そこに私はいた。
ここに私はいたんだ。
つまらない資料とテプラといじったツールの中に
私のつまらない才能が詰まってる
本業の分野でいつもとろくて、役に立たなくて、コミュニケーションに難があって、男の人怖いし、なんでここにいるんだろうって自分というものにすごくコンプレックスを持っていたんだけど
いつだったかクソゴリラにしてはよくやってる方だと思うようになりました
動物が働いてるんだよwwww
うほほwwwww
それを話してたら誰かに人間の尊厳はないのかと聞かれたけど
私にはなーいwwwwwwwww
人間は、楽しく生きた方がいいらしい。
自分に都合のいいように生きた方がいいらしい。
そう聞いてから憎まれっ子世に憚るだからと、厚かましく生きてやろうという気持ちと、時折ノイズみたいに出てくるどうして生きてしまったんだろうという気持ちと、せめぎあいながら存在しています。
結局、どうなんだろうね。
結局、生きててよかったのか、誰かの何かになったのだろうか、
結局、それは、本当に死んでしまったその時に、わかるのかもしれない。
だから、もう少し徳をつんで生きていこうかな、って思う。
電車ついちゃった。おーしまい。